類似品別、購入場所別による価格差を消費量、消費日数の変化でどれくらいの差額になるかを計算
類似品の2点、もしくは購入場所の2地点での価格差を消費量と消費日数を使って年間の消費額の差額を計算しシミュレーションできます。
例えば、スーパーで購入するコーヒーを、缶タイプにするかインスタントタイプにするかで年間の消費額の差がどれくらいでるのか気になる。
または、同じ商品でもコンビニで購入するのとスーパーマーケットで購入するのとでは年間でどれくらいの差額がでるのか。
このような類似商品の違いや場所の違いで年間の消費額の差額を調べたい時に使用します。
シミュレーター
※各項目の〇=記入できる箇所を変更して、色々なシミュレーションが行えます。
初期設定値の解説
今回は購入場所別による価格差での差額を設定します。
基本情報として、商品はコーヒー。
商品の購入先はコンビニとディスカウントストアで比べてみます。
項目の「Aの値段」にはコンビニでの購入値段、「Bの値段」にはディスカウントストアでの購入値段を記入します。
価格についてはコンビニでは1杯100円、ディスカウントストアでは1本38円とします。
仮に、消費量は1日2本を平日のほぼ毎日(20日)とした場合ではいくらになるでしょうか。
結果はコンビニ購入での月間総額は4,000円、年間総額は48,000円。
対して、ディスカウントストア購入での月間総額は1,520円、年間総額が18,240円となりました。
差額を見てみると、月間ではディスカウントストア購入はコンビニ購入より2,480円安くなり、年間では29,760円も安く購入できるというのがわかります。
確かに手間と味わいはだいぶ異なりますが、日々のコーヒーを飲むという点では同じです。
それなのに購入場所が違うだけでこれだけの差がでるというのが目に見えてわかると、ディスカウントストアがちょっと遠くぐらいだったら節約のためだと思うと頑張れそうですね。
各項目の記入例と応用
○Aの値段(場所別やタイプ別)・○Bの値段(場所別やタイプ別)
AとBの項目欄には場所別かタイプ別かを決定し、その時のそれぞれの価格を記入します。
場所別としては、
- コンビニエンスストア
- スーパーマーケット
- ディスカウントストア
- ドラッグストア
- 100円ショップ
などがありますね。
次にタイプ別はいくらでも対象商品がでてきますよね。
ほんの一例として、
- 缶コーヒーとインスタントコーヒー
- オリーブオイルとえごま油
- 高級アイスと100円アイス
などなど。
消費量と消費日数を使ってご自身の比べてみたいものを色々と設定してください。
値段記入の応用例
例えば、ちょっとリッチな食パンとスーパーマーケットで売られている食パンを比べる場合。
5枚切りや6枚切りと種類が多いので、1日に食べる枚数から単価計算をして項目に記入してください。
もし、5枚切り135円を1日1枚食べるなら135/5=27円を項目に記入です。
次に、場所別でも良いのですが、カフェと喫茶店。
同じコーヒーを日課として飲む場合でも、スターバックスコーヒーやコメダ珈琲、純喫茶店といった場所の違いもありますよね。
また、最近種類の豊富な宅食のお弁当。
このような場合は主食のご飯があるのとないのとだけでも料金が異なります。
さらに、料理のボリュームに応じていろいろな価格設定がされていますので、そんな時に月間や年間の差額がどれほどかをシミュレーションできます。
○1日の消費量(人数や回数)
1日で消費する人数や回数を記入します。
コーヒーなど1人で1日に数回消費する場合は回数として。
食後のアイスや宅食など、家族で利用する場合は、1日に利用する人数をご記入ください。
○消費日数(1ヶ月間)
シミュレーションしたい1ヵ月間の消費日数ご記入ください。
[■差額結果]では、月間と年間で差額を計算するようにしていますが、1年間の消費日数は自動で計算させています。
そのため、1ヶ月間を30日にすると、30×12=360日となってしまいます。
1年間を365日と正しく表示させたい場合は、「消費日数」の項目には30.4とご記入ください。
参照サイト:
関連ページ:
- 商品の単価のシミュレーション
- 缶コーヒーの購入日数の差額シミュレーション
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